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2023年6月13日

子どもの「食べる」と窒息について シリーズ4 赤ちゃんが自分でりんごを食べるには

ブログ

赤ちゃんはどうやって自分でりんごを食べるの?という疑問に対して、詳しく解説します。

 

まず、離乳食本によく登場する「すりおろしりんご」。

すりおろしりんごは、自分では持ちづらいけれど、1さじ分をテーブルに直に置くと、赤ちゃんは何だろうと思って手で触るかも知れません。

わ〜手にベチャッとついた、ちょっと冷たい、そんな風に思うかも知れません。

手についた果汁を味わうかも知れません。

これで十分です。テイスティングは大成功。

 

次に、加熱したりんご。

火を通したりんごは、種類によって仕上がりが違います。

スプーンで食べるなら、水分を調整してブレンダーでペーストにしたり、ヨーグルトに混ぜてスプーンにつけて、赤ちゃんの目の前に置きます。

(どんな食材でも、スプーンを傾けてポタポタ垂れないくらいのペーストでないと効率よく栄養を取ることができないので、この硬さがポイントです)

品種によってはフォークで潰せるかも。

加熱りんごは潰す程度によってツブツブ感を調整しやすいので、モグモグ〜カミカミとステップアップしやすいです。

加熱りんごを手づかみするなら、赤ちゃんの口に入らないくらい大きめのサイズを用意ししょう。

手にとったら、ちょっとグニャグニャしているオモチャです。口に入れると、甘い味が広がります。新食感なので赤ちゃんは驚くかもしれませんが、見守りましょう。手づかみ食べに慣れてきた赤ちゃんなら、前歯や歯茎でひと口量を噛み取ってモグモグし始めるでしょう。

(注意:加熱しすぎると握り潰せてしまうので、初めのうちは中が生っぽいくらい硬めに仕上げた方が安全です)

 

最後に生りんご。

生りんごは、ビギナーさんの「自分で食べる」にお勧めです。

理由はシンプル、噛めないくらい硬いからです。

皮をよく洗って、皮付きのまま1/2~1/4に切るか、2cmほどの分厚いスライスにして(タネはとる)目の前に置いておくと、よく観察し、手に持って舐め始めるかもしれません。

大事なことですが、初めのうちはスライスやスティックだと不用意に欠けてしまうので、あくまで赤ちゃんの口に入りきらないくらいのサイズでいきましょう。

皮付きのまま食べる理由は、滑りづらくて持ちやすいのと、不用意に欠けにくくするためです。

初めは舐めるだけだけど、慣れてくると歯茎や生えかけの前歯で少しずつシャリシャリっと削り食べをするようになります。

自分で削りとった塊は薄くてクニャクニャしているから、包丁で刻んだりんごよりもダントツ食べやすいです。

無理そうなら吐き出すし、うまく飲み込むかも知れないので、見守ってください。

 

色々なりんごの食べ方を紹介しましたが、

大人がこうしようと思ってあげてみても、当然赤ちゃんの反応が思っていたのと違うことがあります。

 

すりおろしりんごのジューシーさが大好きな子がいるかも知れません。

すりおろしりんごの、食感が2種類ってところが苦手な子がいるかも知れません(私はこれが苦手です)

加熱した濃厚な甘さが好きな子も、苦手な子もいるかも知れません。

生りんごのフレッシュ感が好きな子も、ちょっと苦手な子も、いるかも知れません。

 

自分で触ってみないと、自分で口に入れてみないと、わからないです。

今それが好きなのか、ちょっと苦手なのか。

その後、どう噛んで、飲み込むか、飲み込まないか。

発達段階、好み、姿勢、周りの環境、体調・・・

 

食べることに関わる要素が多すぎて、外からいくら見ていたって、その子にベストな食事なんて誰にも用意できない。

つまり、「適切に」本人に任せるのが最もふさわしい食べ方なのだと、ここでまた「自分でも食べる」に着地してしまうのです。

 

ここまでお読みいただいた皆さんには、

離乳食初心者の赤ちゃんが食べるりんごとして、どのような形態が安全なのか、ご納得いただけると嬉しいです。

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子どもの「食べる」と窒息について考える シリーズ3 離乳食あるある神話

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