当院はまもなく開院6年。これまで多くの患者さんやご家族と出会い、医療を通して様々に関わらせていただきました。
最近になって、長く関わってきた患者さんやご家族のライフスタイルの変化や希望に合わせて、もっと自分たちが提供できる医療を多様にできないかと模索を始めています。
先日は家で医療的ケアが必要なお子さんのお家に訪問して、予防接種を行いました💉
事前に一度訪問したことがあったので、とてもスムーズに終わりました😌
医療的ケアが必要なお子さんとご家族にとって、予防接種のための病院受診も様々なストレスがかかる場面です。
もともとの病気に対しては病院の先端医療が必要でも、ちょっとした体調不良や予防接種などの健康管理は地域医療にも出番があります。
いわば病院主治医の補佐です。
医療は決して医療機関だけが現場になっているのではなく、病気に対するケアがお家で行われていることもあります🏡
その場合には必然的にご家族(特にお母さん)が医療者に代わりケアをされていくわけですが、皆さん言葉には表せないくらいのご苦労を重ねられています。
家族だけでこれらの負担を追う必要は、本来ないはず。
医療的ケア児が増える中、小児医療全体で在宅医療患者さんへのアプローチ方法を考えていく必要があります。
我々にとっても人ごとではなく、ここ数年のクリニックの課題として考えていきたいと思っています。
そんな私のソワソワした気持ちを察してか、訪問の帰り際にお母さんから焼きたて食パンを頂きました🍞
子育てと医療ケアとで忙しい中、作ってくださったお気持ちが嬉しかったです🙏
クリニックに持ち帰り、みんなで頂きました。
パンも美味しすぎて感激。。。ありがとうございました。
院長 江田